神社とお寺のおまいり帖

地図 / 京都府

寺院本山国宝重要文化財

西本願寺

にしほんがんじ

京都駅の北西、堀川通に面して建つ浄土真宗本願寺派の本山で、「お西さん」の名で親しまれています。親鸞聖人の廟堂を起こりとし、各地を移ったのち、天正19年(1591)に豊臣秀吉から寄進されたこの地に落ち着きました。境内には親鸞聖人の像をまつる御影堂と、本尊の阿弥陀如来をまつる阿弥陀堂という二つの大きなお堂が並び、どちらも国宝です。桃山時代の華やかな彫刻で知られる唐門、書院や飛雲閣、現存最古とされる北能舞台など、国宝・重要文化財の建物が数多く残り、「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産にも登録されています。開門は早朝からで参拝は無料。朝6時からのおつとめにお参りすることもでき、秋には境内の大銀杏が黄色く色づきます。

見どころ

  • 御影堂(国宝):寛永13年(1636)の再建で、東西48m・南北62mに及ぶ大きなお堂。中央に親鸞聖人の木像をまつる。2009年に大修復を終えた
  • 阿弥陀堂(国宝):宝暦10年(1760)の再建。御影堂の隣に並び、本尊の阿弥陀如来の木像を安置する
  • 唐門(国宝):檜皮葺・唐破風の四脚門で、全体を漆で塗り、中国の故事を題材にした極彩色の彫刻と金具で飾る。見ていると日が暮れるのを忘れるとして「日暮らし門」の別名がある
  • 書院・飛雲閣・北能舞台:金碧の障壁画で飾られた書院造の書院、名勝・滴翠園の池に建つ三層の楼閣・飛雲閣、現存最古とされる北能舞台が残る(いずれも国宝。飛雲閣は通常非公開)
  • 大銀杏:樹齢約400年とされる京都市の天然記念物で、根を空に広げたような姿から「逆さ銀杏」とも呼ばれる。火災の際に水を吹き出して火を消したという言い伝えから「水吹き銀杏」の名もある(Wikipediaは天明8年(1788)の大火の話とする)

参拝の案内

住所
〒600-8501 京都府京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町60
アクセス
  • JR・近鉄「京都駅」前から京都市バス9・28・75系統で「西本願寺前」下車(公式)
  • JR「京都駅」八条口から京阪バス311・312系統で「西本願寺」下車(公式)
  • 阪急「大宮駅」(四条大宮)から京都市バス18・71・206・207系統で「島原口」下車(公式)
  • 京阪「七条駅」(七条京阪前)から京都市バス206・208系統で「七条堀川」下車(公式)
  • JR「京都駅」から徒歩約22分(Wikipedia)
駐車場
あり 北境内地駐車場あり(出入口は花屋町通側。花屋町通は大型車が堀川通側からの一方通行)。台数・料金は公式に記載なし(公式)
拝観時間
境内は5:30開門・17:00閉門(公式の参拝案内、2026年10月時点。行事により変更あり)。晨朝勤行は毎朝6:00、日没勤行は16:00(公式)
拝観料
参拝無料(紹介サイト)。国宝の飛雲閣は通常非公開(紹介サイト)
御朱印
授与なし 御朱印は授与していない。浄土真宗の教えでは御朱印を集めることは教えと異なるため、とされる(紹介サイトに掲載された寺のFAQの内容、2025年11月更新)。公式サイトでは確認できず公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
人が集まる行事
  • 御正忌報恩講(1月9日〜16日)。本願寺最大の年中行事で、全国から僧侶・門信徒が大勢参拝する(公式)
  • 8月上旬の納涼盆踊り。北境内地(駐車場)を会場に夜店も出て、1万人以上が訪れる(公式)
  • 春の法要(4月13日〜15日)・宗祖降誕会(5月20日・21日)
  • 秋の法要(全国門徒総追悼法要、11月22日・23日)

由緒・信仰

正式名称
龍谷山 本願寺
ご本尊
阿弥陀如来
宗派
浄土真宗本願寺派(本山)
創建
親鸞聖人の廟堂(文永9年(1272)に建てられた大谷廟堂)に始まり、第3代覚如の代の元亨元年(1321)ころから「本願寺」を名乗った。天正19年(1591)、豊臣秀吉から寺地の寄進を受けた顕如が現在地へ移った
主な行事
  • 元旦会・修正会(1月1日)
  • 御正忌報恩講(1月9日〜16日)
  • 立教開宗記念法要(春の法要、4月13日〜15日)
  • 宗祖降誕会(5月20日・21日)
  • 納涼盆踊り(8月上旬、北境内地)
  • 盂蘭盆会(8月14日・15日)
  • 献菊展(10月中旬〜11月中旬)
  • 全国門徒総追悼法要(秋の法要、11月22日・23日)
  • 御煤払(12月20日)
  • 除夜会(12月31日)
公式サイト
www.hongwanji.kyoto
参考にした資料(10件・2026-10-22確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

近くの社寺