神社とお寺のおまいり帖

地図 / 京都府

寺院総本山国宝重要文化財西国三十三所 第11番西国三十三所

醍醐寺

だいごじ

京都市伏見区の東、醍醐山の山上から麓まで寺域が広がる真言宗醍醐派の総本山です。平安時代の初め、聖宝(理源大師)が山上に観音像を祀ったことに始まり、醍醐・朱雀・村上の三代の天皇の帰依を受けて伽藍が整えられました。山の上を「上醍醐」、麓を「下醍醐」と呼び、下醍醐には10世紀半ばに完成した京都府最古の木造建築である五重塔や、秀吉が紀州から移した金堂が建っています。桃山時代には豊臣秀吉がここで盛大な花見を催し、その縁で整えられた三宝院の庭園は特別史跡・特別名勝に指定されています。1994年には「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されました。桜の季節の境内の華やかさに加え、山道を登った先の上醍醐では、寺の始まりを伝える湧き水と静かな山上の堂宇に出会えます。

見どころ

  • 五重塔(国宝):天暦5年(951)に完成した、京都府内で最も古い木造建築。塔の内部には密教絵画の源流とされる壁画が残る
  • 金堂(国宝):平安時代後期の建物を、豊臣秀吉の発願で紀伊国から移し、慶長5年(1600)に落慶した。本尊の薬師如来を祀る
  • 三宝院と庭園:秀吉が「醍醐の花見」に合わせて基本設計したと伝わる庭園は特別史跡・特別名勝。唐門・表書院は国宝
  • 上醍醐:醍醐山の山頂一帯に広がる寺の発祥の地で、徒歩でのみ登れる。国宝の薬師堂・清瀧宮拝殿や、今も湧き続ける醍醐水がある
  • 桜と紅葉:慶長3年(1598)に秀吉が盛大な花見を催した桜の名所。秋は境内のもみじも見どころになる

参拝の案内

住所
〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
アクセス
  • 京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」2番出口から徒歩約10分(JR京都駅からは山科駅で地下鉄に乗り換え)
  • 京都駅八条口H4乗り場から京都醍醐ライン(バス)で「醍醐寺」下車(約30分)
  • JR山科駅1番乗り場から京阪バス22・22A系統で「醍醐寺前」下車(約20分)
  • 京阪六地蔵駅2番乗り場から京阪バス22・22A系統で「醍醐寺前」下車(約15分)
駐車場
あり 有料。一般車は南駐車場(142台)、大型・観光バスは北駐車場(15台)。普通車は8:00〜17:00の昼間最大が平日600円・土日祝700円、17:00以降は30分300円が加算。大型車は5時間以内最大3,000円、以降30分300円。台数が少なく道も狭いため、特に土日は公共交通機関の利用を案内している(公式)
拝観時間
夏期(3月1日〜12月第1日曜日)9:00〜17:00、冬期(12月第1日曜日の翌日〜2月末日)9:00〜16:30。受付は閉門の30分前まで。春期は時間変更あり。上醍醐の入山受付は夏期9:00〜15:00、冬期9:00〜14:00(公式)
拝観料
通常期(4月20日〜翌3月19日):三宝院・伽藍・霊宝館の3か所共通券 大人1,500円・中高生1,000円、2か所共通券 大人1,000円・中高生700円、1か所券 大人600円・中高生400円。三宝院御殿特別拝観は別に500円。春期(3月20日〜4月第3日曜日):3か所共通券 大人1,800円・中高生1,300円、1か所券 大人800円・中高生600円。小学生以下無料。上醍醐の入山料は別に大人600円・中高生400円(三宝院・伽藍・霊宝館の拝観券があれば大人500円・中高生300円)、小学生以下無料(公式)
御朱印
直書きOK 納経所は下伽藍の観音堂と三宝院の2か所。観音堂では醍醐寺本尊のほか、西国三十三所第11番(准胝観音)・西国薬師四十九霊場第39番(薬師如来)・近畿三十六不動尊第23番(五大力尊)などの御朱印、三宝院では弥勒菩薩の御朱印。納経志納料は帳面300〜500円、軸500円、笈摺300円(公式)。公式の御朱印ページは「御朱印帳を開いて出す」「書いてもらったら当て紙を挿む」と作法を案内しており、御朱印帳への直書き。書き置きの有無・受付時間は記載なし
混雑する時期
  • 桜の時期(例年3月下旬〜4月上旬)。花見期間は平日でもやや混雑、休日は混雑とされる(ウェザーニュース)
  • 土日は駐車場が少なく周辺道路も狭いため、公式が公共交通機関での来訪を呼びかけている
  • 例年4月第2日曜日の豊太閤花見行列の日は境内が終日にぎわう(公式の年中行事では本年は中止と表示)

由緒・信仰

正式名称
醍醐寺
ご本尊
薬師如来
宗派
真言宗醍醐派 総本山
創建
貞観16年(874)、聖宝(理源大師)が笠取山(醍醐山)の山上に准胝・如意輪の両観音を祀ったのが始まりと伝わる
主な行事
  • 五大力尊仁王会(2月23日)
  • 桜会(3月15日開白・4月1日中日柴燈大護摩・4月15日結願)
  • 豊太閤花見行列(例年4月第2日曜日。公式の年中行事では本年は中止と表示)
  • 准胝観世音菩薩ご開扉法要(5月15日〜21日)
  • 万灯会法要(8月5日)
  • 除夜の鐘(12月31日)
  • 五重大塔開扉 納経法要(毎月29日)
公式サイト
www.daigoji.or.jp
参考にした資料(8件・2026-10-21確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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