神社とお寺のおまいり帖

地図 / 奈良県

寺院総本山国宝重要文化財

法隆寺

ほうりゅうじ

奈良盆地の西、斑鳩の里にある聖徳宗の総本山です。聖徳太子が父の用明天皇のために寺を建てようと願い、推古天皇15年(607)ごろに完成したと伝わります。『日本書紀』には670年に伽藍が焼けたとの記録があり、発掘調査などから、いまの伽藍はその後に飛鳥時代の様式で建て直されたものと考えられています。境内は大きく二つに分かれ、金堂と五重塔が並ぶ西院伽藍は現存最古級の木造建築群として、1993年に世界遺産に登録されました。東へ進むと、奈良時代に太子をしのんで建てられた八角形の夢殿を中心とする東院伽藍があります。金堂の釈迦三尊像、大宝蔵院の百済観音像や玉虫厨子など、飛鳥・白鳳の名品が数多く伝わり、日本の仏教美術の原点に触れられるお寺です。

見どころ

  • 西院伽藍:金堂と五重塔を回廊がめぐる中心の伽藍。670年の焼失後、7世紀後半〜奈良時代初めに建て直されたと考えられ、現存する木造建築群では世界でも最も古い部類に入る
  • 金堂の釈迦三尊像(国宝):光背の銘に623年の造像が記され、止利仏師の作とされる飛鳥彫刻の代表作
  • 夢殿(国宝):天平11年(739)ごろ、行信僧都が斑鳩宮の跡に建てた八角円堂。秘仏・救世観音像は春と秋の特別開扉の時期だけ拝める
  • 大宝蔵院:百済観音像や玉虫厨子など、飛鳥時代からの仏像・工芸品を収める
  • 世界遺産:1993年、法起寺とともに「法隆寺地域の仏教建造物」として世界遺産に登録された

参拝の案内

住所
〒636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
アクセス
  • JR大和路線「法隆寺駅」から徒歩約20分。または同駅から奈良交通バス(72系統)「法隆寺参道」下車、徒歩約3分
  • JR・近鉄「王寺駅」北口から奈良交通バス(62・63・92系統)「法隆寺前」下車、徒歩約3分
  • 近鉄橿原線「筒井駅」から奈良交通バス(63・92系統)「法隆寺前」下車、徒歩約3分
駐車場
あり 寺の駐車場は公式に記載なし。門前の「法隆寺観光自動車駐車場」(斑鳩町法隆寺1丁目8-25)が利用でき、8:30〜18:00、普通車・軽自動車1日500円、二輪車100円、バス2,800円(現金のみ)。年に2〜3日はイベント等で使えない日がある(NAVITIME掲載情報)
拝観時間
8:00〜17:00(2月22日〜11月3日)、8:00〜16:30(11月4日〜2月21日)。受付は終了の30分前まで
拝観料
西院伽藍・大宝蔵院・東院伽藍の共通拝観料: 大人・大学生・高校生2,000円、中学生1,700円、小学生1,000円(30名以上の団体割引・障がい者割引あり。現金のみ)。西円堂と聖霊院外陣は拝観券なしで参拝できる(Wikipedia)
御朱印
授与あり(形式は確認中) 聖霊院の授与所で「以和為貴」「篤敬三寶」「南無佛」、西円堂で「峰薬師如来」を授与(各500円)。夢殿の特別開扉期間(春4月11日〜5月18日、秋10月22日〜11月22日)のみ聖霊院で「救世観音」、上御堂の特別開扉(11月1日〜3日)のみ上御堂で「釈迦如来」を授与(各500円)。ほかにも御朱印があり、印が変わる場合がある(公式)。受付時間・直書き/書き置きの別は公式に記載なし
人が集まる行事
  • 夢殿の秘仏・救世観音像の特別開扉(春4月11日〜5月18日、秋10月22日〜11月22日)
  • 上御堂の特別開扉(11月1日〜3日)
  • お会式(3月22日〜24日)。聖徳太子の命日の法要

由緒・信仰

正式名称
法隆寺
ご本尊
釈迦如来(金堂の釈迦三尊像、国宝)
宗派
聖徳宗総本山
創建
聖徳太子が父・用明天皇のために発願し、推古天皇15年(607)ごろに完成したと伝わる(開基は推古天皇・聖徳太子)。天智天皇9年(670)に焼失したと『日本書紀』にあり、現在の西院伽藍はその後の再建とされる
主な行事
  • 舎利講(1月1日〜3日)
  • 金堂修正会(1月8日〜14日)
  • 西円堂修二会(2月1日〜3日)・追儺会(鬼追い式、2月3日)
  • お会式(3月22日〜24日)
  • 夢殿 救世観音の特別開扉(春4月11日〜5月18日、秋10月22日〜11月22日)
  • 上御堂の特別開扉(11月1日〜3日)
  • お身拭い(12月8日)
  • 月例護摩(毎月28日13時〜、護摩堂)
公式サイト
www.horyuji.or.jp
参考にした資料(7件・2026-10-21確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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