名古屋市熱田区にある、緑に囲まれた参道が続く神社です。三種の神器の一つ、草薙神剣を御霊代とする熱田大神をまつり、日本武尊が残した神剣を妃の宮簀媛命がこの地にまつったのが始まりと伝わります。古くから格別に尊いお宮として崇められ、尾張国では三宮に数えられました。本宮は明治時代に伊勢神宮と同じ神明造に改められ、戦災を経て昭和30年に再建されています。境内には弘法大師のお手植えと伝わる大楠や、織田信長が桶狭間の戦勝を感謝して奉納した信長塀が残り、宝物館や刀剣を紹介する草薙館では奉納品の数々を見ることができます。年間の参拝者はおよそ700万人とされ、初詣や1月5日の初えびすには多くの人でにぎわいます。
見どころ
- 本宮:熱田大神をまつる社殿。古くは尾張造だったが明治26年(1893)に神明造へ改められ、戦災ののち昭和30年(1955)に再建された
- 大楠:手水舎の北にそびえる楠の大木。弘法大師が植えたと伝わり、樹齢は1,000年を超えるとされる
- 信長塀:永禄3年(1560)、織田信長が桶狭間の戦いに勝ったお礼に奉納した土塀。日本三大土塀の一つに数えられる
- 宝物館と剣の宝庫 草薙館:宝物館は約6,000点(うち文化財177点)の奉納品を収蔵し、2021年開館の草薙館では約450振の刀剣にちなむ展示がある
- 境内の摂社・末社:草薙の剣ゆかりの別宮八剣宮、知恵の文殊さまとして知られる上知我麻神社、湧き水が流れる清水社、二十五枚の石板でできた名古屋最古といわれる二十五丁橋など
参拝の案内
- 住所
- 〒456-0031 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
- アクセス
- 名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩約3分(東門)
- JR東海道本線「熱田駅」から徒歩約8分(東門)
- 地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」1番出口から徒歩約7分(正門・南門)
- 地下鉄名城線「熱田神宮西駅」2番出口から徒歩約7分(西門)
- 駐車場
- あり 東門(約300台)・西門(約40台)・南門(約60台)の計約400台、無料。原則17時に閉門(夜間参拝は西門の駐車場を利用)。土日祝はたいへん混み、長時間満車になることが多い。年末から1月中旬は閉鎖(令和8年の初詣期間は12月27日〜1月19日、門により異なる)(公式)
- 参拝時間
- 境内は24時間参拝できる。授与所は毎日7時ごろから日没ごろまで(12月31日〜1月5日は夜間も授与)。ご祈祷の受付は8:30〜16:00(公式)
- 拝観料など
- 参拝は無料(料金の案内なし)。宝物館は大人500円・小人200円、剣の宝庫 草薙館は大人500円・小中学生200円、共通券は大人800円・小人300円(名古屋市観光情報)
- 御朱印
- 直書きOK 本宮(熱田神宮)・別宮八剣宮・上知我麻神社の3種類。初穂料は志納。御朱印帳への直書きの記録あり。授与時間は6:30〜日没(参拝記録サイト「ホトカミ」)。公式サイトには御朱印の案内がない公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- オリジナル御朱印帳あり(参拝記録サイト。色・初穂料は確認できず)
- 混雑する時期
- 初詣。毎年200万人を超える参拝者が訪れるとされる(Wikipedia)。年末から1月中旬までは境内の駐車場が閉鎖される(公式)
- 1月5日の初えびす(午前0時から)。福熊手を求める人の姿が名古屋の正月の風物詩とされる(紹介記事)
- 土日祝日は駐車場がたいへん混み、長時間満車になることが多い(公式)
- 6月5日の熱田まつり(例祭)
由緒・信仰
- ご祭神
- 熱田大神(草薙神剣を御霊代とする天照大神)。相殿神は天照大神・素盞嗚尊・日本武尊・宮簀媛命・建稲種命の五柱
- 社格など
- 旧官幣大社、式内社(名神大社)、尾張国三宮、勅祭社。神社本庁の別表神社
- 創建
- 日本武尊が残した草薙神剣を、妃の宮簀媛命が熱田の地にまつったのが始まりと伝わる。およそ1,900年前とされる
- 主な行事
- 歳旦祭(1月1日)
- 初えびす(1月5日 午前0時〜、大国主社・事代主社祭)
- 踏歌神事(1月11日)
- 歩射神事(1月15日)
- 酔笑人神事(5月4日)
- 例祭・熱田まつり(6月5日。花火は19:45から、露店は4日・5日)
- 大祓(6月30日・12月31日)
- 御煤納神事(12月25日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(11件・2026-10-21確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。