京都市右京区、嵐電の龍安寺駅から歩いて7分ほどの所にある臨済宗妙心寺派の禅寺です。室町時代の宝徳2年(1450)、幕府の管領を務めた細川勝元が公家の山荘を譲り受けて寺を開きました。応仁の乱で一度焼けましたが、勝元の子の政元が再び建て直し、方丈と石庭もこのころに整ったと伝えられています。方丈の南に広がる石庭は、白砂の上に大小15の石を置いただけの簡潔な枯山水で、誰が何を表そうとしたのかがはっきりしないことも、見る人を引きつける理由になっています。現在の方丈は江戸時代の火災ののちに塔頭から移されたものです。境内の南には鏡容池を巡る回遊式の庭もあり、静と動の二つの庭を歩いて味わえます。平成6年(1994)には「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されました。
見どころ
- 方丈庭園(石庭、史跡・特別名勝):土塀に囲まれた白砂の庭に15の石を配した枯山水。明応8年(1499)の方丈建立のころに築かれたと伝わり、作者や意図には今も諸説がある
- 方丈(重要文化財):寛政9年(1797)の火災で旧方丈を失ったのち、塔頭西源院の方丈を移したもの
- 鏡容池(名勝):境内の南側に広がる池で、まわりを歩いてめぐる回遊式の庭になっており、石庭とは対照的な景色を楽しめる
- 知足の蹲踞:茶室「蔵六庵」の露地にあるつくばいで、水戸藩主徳川光圀の寄進と伝わる。方丈の北側に置かれているのは精巧な複製
- 細川家ゆかりの史跡:勝元夫妻や政元らの墓が開山の墓とともに残り、豊臣秀吉が出した制札も伝わる
参拝の案内
- 住所
- 〒616-8001 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
- アクセス
- 京福電鉄北野線(嵐電)「龍安寺駅」から徒歩約7分
- 京阪「三条駅」から京都市バス59系統「龍安寺前」下車すぐ
- JR・近鉄「京都駅」から京都市バス50系統「立命館大学前」下車、徒歩約7分
- 阪急「大宮駅」から京都市バス52・55系統「立命館大学前」下車、徒歩約7分
- 駐車場
- あり 石庭の拝観者に限り1時間無料(バス・タクシー・乗用車)(公式)。台数は紹介サイト(ウォーカープラス、2026年10月時点)で乗用車80台・バス20台
- 拝観時間
- 3月1日〜11月30日 8:00〜17:00(閉門17:30)、12月1日〜2月末日 8:30〜16:30(閉門17:00)。年中無休
- 拝観料
- 大人600円、高校生500円、小・中学生300円(障害者手帳の提示で大人・高校生300円、小・中学生200円、介添人1名まで同額)。団体割引なし
- 御朱印
- 直書き・書き置き 拝観者は9:00〜16:00(前後する場合あり)に受付。受付時間外は書き置き(一枚もの)。拝観せずに御朱印だけを希望する場合は御朱印帳への記入はなく、拝観受付で書き置きを受ける(公式)。納経料は公式で確認できず
由緒・信仰
- 創建
- 宝徳2年(1450)、室町幕府の管領細川勝元が徳大寺家の山荘を譲り受け、妙心寺8世の義天玄承(玄詔)を開山に迎えて創建。応仁の乱で焼けた後、勝元の子政元が再興した
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参考にした資料(7件・2026-10-21確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。