三重県伊勢市にある、正式には「神宮」とだけ称する神社で、天照大御神をまつる内宮と、豊受大御神をまつる外宮を中心に、125の宮社から成ります。内宮は垂仁天皇の時代に倭姫命が神をこの地に鎮めたのが始まりと伝わり、外宮はその後の雄略天皇の時代に迎えられたとされます。全国の神社をまとめる神社本庁の本宗で、「お伊勢さん」の名で古くから広く親しまれてきました。社殿は唯一神明造という簡素な様式で、20年ごとにすべてを新しく建て替える式年遷宮を続けており、次は2033年の予定です。参拝はまず外宮、次に内宮と回るのが古くからのならわしで、内宮では五十鈴川に架かる宇治橋を渡って正宮へ進みます。内宮と外宮をあわせた参拝者は年に700万人を超えます。
見どころ
- 正宮の社殿:唯一神明造と呼ばれる素朴な様式で建てられる。20年ごとに社殿を建て替える式年遷宮は、2013年に第62回が行われ、次回は2033年の予定
- 宇治橋とおはらい町:内宮の入口で五十鈴川に架かる宇治橋を渡って神域へ入る。橋の手前には門前町のおはらい町が続く
- 外宮から内宮へ:昔から外宮を先に参り、次に内宮へ向かうのがならわしとされる。外宮は伊勢市駅から歩いてすぐ
- 125の宮社:正宮のほか、月読宮・瀧原宮・伊雑宮などの別宮や摂社・末社が伊勢市を中心に三重県内の4市2郡に点在する
参拝の案内
- 住所
- 〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1(皇大神宮・内宮。豊受大神宮・外宮は三重県伊勢市豊川町279)
- アクセス
- 外宮:JR・近鉄「伊勢市駅」から徒歩約5分(観光三重、2024年2月時点)
- 内宮:伊勢市駅・近鉄「宇治山田駅」から三重交通バス「内宮前」行きで約20分、近鉄鳥羽線「五十鈴川駅」からバスで約6分、「内宮前」下車。五十鈴川駅からは徒歩約30分(観光三重、2024年2月時点)
- 外宮と内宮の間は約4km。三重交通バスで「外宮前」2番のりばから「内宮前」まで直通10〜15分(観光三重、2026年6月掲載)
- 駐車場
- あり 外宮:外宮第1〜3駐車場は無料(原則日中2時間まで)、混雑時は北御門広場臨時駐車場も無料で開放。内宮:市営の内宮A1・A2・A4・B1〜B4駐車場は最初の1時間無料、1〜2時間500円、以降30分ごとに100円(7〜17時)、混雑時はB5・B6も使用。神宮会館駐車場は最初の2時間600円(三重県観光連盟の記事、2024年2月時点)。年末年始・GW・連休などは臨時駐車場からのパーク&バスライドを実施(公式)
- 参拝時間
- 内宮・外宮・別宮とも、1〜4月・9月は5:00〜18:00、5〜8月は5:00〜19:00、10〜12月は5:00〜17:00。正月期間は変更あり。授与所は6:00〜18:00(10〜12月は17:00まで)(公式)
- 拝観料など
- 参拝料は無料(近畿日本ツーリストの紹介記事)。公式の参拝案内には参拝料の記載がない
- 御朱印
- 授与あり(形式は確認中) 内宮・外宮の神楽殿と、月読宮・瀧原宮・伊雑宮・倭姫宮・月夜見宮の5つの別宮で受けられる。印と日付だけの簡素な御朱印で、御朱印帳に受けるものと案内されている(公式)。初穂料・受付時間・直書き/書き置きの別は公式に明記なし
- 混雑する時期
- 年末年始と連休の中日が最も混雑する(三重県観光連盟)
- ゴールデンウィークや連休は周辺道路の渋滞が予想され、臨時駐車場からのパーク&バスライドが行われる(公式・伊勢市の交通対策サイト)
- 毎月1日(朔日参りで赤福の朔日餅が売られる日)と週末も混み合う(三重県観光連盟)
- 参拝者は2013年の式年遷宮の年に約1,400万人、近年も年800万人を超える(Wikipedia)。公式では内宮・外宮あわせて年700万人超
比較的すいている時: 平日が最もすいていて、外宮は内宮より空いていることが多い(三重県観光連盟)
由緒・信仰
- ご祭神
- 内宮(皇大神宮):天照坐皇大御神(天照大御神)。外宮(豊受大神宮):豊受大御神
- 社格など
- 神社本庁の本宗。古くは式内社、二十二社(上七社)の一社で、近代社格制度では社格の対象外とされた。正宮2・別宮14・摂社43・末社24・所管社42の計125社の総称
- 創建
- 内宮は垂仁天皇26年、倭姫命が天照大御神をこの地にまつったのが始まりと伝わる。外宮は雄略天皇22年に丹波国から豊受大御神を迎えたと伝わる
- 主な行事
- 歳旦祭(1月1日)
- 祈年祭(2月17日)
- 月次祭(6月・12月)
- 神嘗祭(10月15日〜17日。外宮15〜16日、内宮16〜17日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(9件・2026-10-21確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。