神社とお寺のおまいり帖

地図 / 栃木県

寺院国宝重要文化財

輪王寺

りんのうじ

世界遺産「日光の社寺」を構成する天台宗の門跡寺院で、本堂の三仏堂や徳川家光の廟所・大猷院など日光山内の堂塔や寺院群の総称でもあります。奈良時代の天平神護2年(766)に勝道上人が山内最初の寺・四本龍寺を開いたことに始まると伝わり、男体山をはじめとする日光の山々への信仰とともに栄えました。江戸時代には皇族出身の門主を迎え、天皇家から輪王寺の名を許されています。三仏堂は日光山で最大の木造建築で、日光三山の本地仏である千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三体の大仏が並びます。三代将軍家光の霊廟・大猷院は、本殿・相の間・拝殿が国宝に指定されています。4月2日の強飯式は、山盛りのご飯を頂戴人に強いる独特の儀式として知られます。秋には庭園・逍遥園が色づき、夜間のライトアップが行われた年もあります。

見どころ

  • 三仏堂(本堂・重要文化財):日光山でいちばん大きな木造建築で、東日本最大の木造建築ともいわれる。日光三山の本地仏である三体の大仏を並べて祀る
  • 大猷院(本殿・相の間・拝殿は国宝):三代将軍徳川家光の廟所。境内には国宝・重要文化財が22件、石灯籠が315基並ぶ
  • 相輪橖(重要文化財):三仏堂の近くに立つ銅製の塔で、山内の見どころの一つ
  • 大護摩堂:五大明王を本尊に30体の仏像・祖師像を祀る祈祷の堂。護摩祈祷は1日5回で、2階で写経体験ができる
  • 宝物殿と逍遥園:寺宝を展示する宝物殿に隣接する池泉回遊式の庭園。春はシャクナゲやツツジ、秋は紅葉が楽しめ、2025年秋には夜間ライトアップも行われた

参拝の案内

住所
〒321-1494 栃木県日光市山内2300
アクセス
  • JR日光線「日光駅」・東武日光線「東武日光駅」から東武バスの世界遺産めぐりバスで約9分「勝道上人像前」下車すぐ(日光市観光協会)
  • 同じバスで「神橋」下車、徒歩約10分(日光市観光協会)
  • 車は日光宇都宮道路「日光IC」から約10分(日光市観光協会)
駐車場
あり 寺の第1駐車場(バス用。時期により乗用車も可)・第2駐車場(乗用車専用)。乗用車は季節により500〜1,000円、バスは3時間まで5,000円。受付は4〜10月7:30〜16:00、11〜3月7:30〜15:00。予約不可で、行事の際は空きがあっても断る場合がある(公式)。台数の記載なし。紅葉期の土日祝には日光市が無料の臨時駐車場(約280台、2026年秋は10月31日〜11月15日のうち7日間、9〜17時)を開き、二社一寺周辺まで徒歩約25分(日光市)
拝観時間
4〜10月は8:00〜17:00、11〜3月は8:00〜16:00(受付は閉門30分前まで)。常行堂は9:00から。三仏堂は2月3日・4月2日は終日、4月1日は11時以降、12月14日は午前中に拝観休止。宝物殿・逍遥園は展示替え等で年約10回休館(2026年は5月26日・7月29日・9月30日・11月25日など)。大猷院は4月18〜20日・5月17日・7月14・15日に拝殿内に入れない時間帯がある(公式)
拝観料
三仏堂 大人400円・小中学生200円、大猷院 大人550円・小中学生250円、宝物殿・逍遥園 大人300円・小中学生100円。輪王寺券(三仏堂+大猷院)大人900円・小中学生400円、三仏堂・大猷院・宝物殿のセット券 大人1,000円・小中学生500円(窓口・電子チケットのみ)。35名以上の団体割引あり。二社一寺共通拝観券は販売休止中(公式、2026年10月閲覧時)
御朱印
授与あり(形式は確認中) 堂ごとに授与。三仏堂(500円、特別御朱印1,000円)、大護摩堂(500円。下野七福神の毘沙門天、特別御朱印1,000円、切り絵御朱印1,500円)、大猷院(500円、特別御朱印1,000円)、常行堂(500円、梵字御朱印500円)、薬師堂〈鳴龍〉(500円、特別1,000円)、宝物殿の入館記念之証(500円)など(公式)。受付時間・直書き/書き置きの別は公式で確認できず
混雑する時期
  • 紅葉シーズン(10月中旬〜11月中旬)は「日光の社寺」エリアで渋滞が起き、ピーク時は平日でも渋滞、駐車場の開場待ちで早朝7時から混むこともある(日光市観光協会、2026年版)
  • ゴールデンウィークや年末年始の長期休暇も渋滞しやすく、混みやすいのは9時〜15時、特に東武日光駅からのメイン通りの神橋前(日光市観光協会、2026年版)
  • 日光の社寺周辺は年間を通して混雑が予想される(日光市観光協会)

由緒・信仰

正式名称
日光山 輪王寺
ご本尊
千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三尊(本堂・三仏堂。日光三山の男体山・女峰山・太郎山の本地仏)
宗派
天台宗(門跡寺院。天台宗三本山の一つ)
創建
天平神護2年(766)、勝道上人が四本龍寺を建てて日光山を開いたと伝わる。江戸時代に皇族出身の門主が入り、「輪王寺」の称号を勅許された
ご利益
厄除け星除け家内安全商売繁昌
主な行事
  • 開山会(4月1日)
  • 強飯式(4月2日、三仏堂。「日光責め」とも呼ばれる)
  • 家光公御祥忌法要(4月19日御逮夜・20日、大猷院)
  • 延年舞(5月17日、三仏堂)
  • 長講会(10月2日)
  • 採灯大護摩供(12月31日深夜、三仏堂)
  • 除夜の鐘・新春祈祷(1月1日0時〜)
  • 節分会(2月3日、三仏堂)
公式サイト
www.rinnoji.or.jp
参考にした資料(13件・2026-10-22確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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