神社とお寺のおまいり帖

地図 / 京都府

寺院大本山国宝重要文化財

東福寺

とうふくじ

京都・東山の南端、伏見との境近くに広い寺域をもつ臨済宗東福寺派の大本山です。鎌倉時代の嘉禎2年(1236)、摂政を務めた九条道家が建立を始めた寺で、奈良の東大寺と興福寺から一字ずつを取って寺名としたと伝えられます。開山には宋で禅を学んだ円爾(聖一国師)を迎え、室町時代には京都五山の一つに数えられました。室町初期に完成した国宝の三門は禅寺の門として現存最古とされ、禅堂や浴室、東司など僧の修行生活を伝える建物もまとまって残っています。境内の谷にかかる通天橋から眺めるかえでの紅葉は特に名高く、秋には多くの人でにぎわいます。昭和の作庭家・重森三玲による方丈の庭も見どころで、苔と石を市松に配した意匠は現代的な印象を与えます。

見どころ

  • 三門(国宝):応永32年(1425)ごろに完成した、禅宗寺院の三門として現存最古とされる大きな門
  • 通天橋と洗玉澗の紅葉:谷にかかる屋根付きの廊下橋から、渓谷を埋めるかえでを見下ろせる京都屈指の紅葉の名所。現在の橋は1959年の台風で壊れたあと1961年に再建されたもの
  • 方丈庭園「八相の庭」(国の名勝):昭和14年(1939)に重森三玲が手がけた庭で、市松模様の苔と石の北庭が知られる。2014年に名勝に指定
  • 禅堂・浴室・東司(重要文化財):中世の禅寺の暮らしを伝える建物群が残り、東司は室町時代の禅宗式のトイレの遺構として珍しい
  • 偃月橋・六波羅門(重要文化財):慶長8年(1603)再建の木造の橋や、鎌倉時代前期の門など、伽藍の各所に古い建物が残る

参拝の案内

住所
〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目778
アクセス
  • JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」から徒歩約10分
  • 京阪本線「鳥羽街道駅」から徒歩約8分
  • 京都市バス「東福寺」下車、徒歩約10分
駐車場
あり 約30台(紹介サイト)。秋の紅葉期は閉鎖され、ウェザーニュース(2026年)では10月25日〜12月8日は駐車場なしとされる。料金は確認できず
拝観時間
9:00〜16:00(京都観光Navi)。秋の拝観期間は8:30〜16:30(受付終了16:00)(京都観光Navi)。12月初旬〜3月末は受付15:30までとする資料もある(ウェザーニュース2026)。境内は無休(京都観光Navi)
拝観料
境内は無料。通常期は通天橋・開山堂 大人600円・小人300円、本坊庭園(方丈)大人500円・小人300円、共通券 大人1,000円・小人500円。令和8年(2026)11月1日から本坊庭園は大人600円・小人300円に変更。秋期(2026年は11月14日〜12月6日)は通天橋・開山堂 大人600円・小人300円、本坊庭園 大人1,000円・小人300円で、共通券はなし(京都観光Navi)
御朱印
授与あり(形式は確認中) 本坊庭園の拝観受付で授与(9:00〜16:30、季節で変動。紅葉期は仮設の受付ができることも)、秋限定の御朱印があり、時間や時期により書き置きになる場合もあるとする紹介記事がある(All About、2018年10月)。現在の状況は公式で確認できず公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
御朱印帳
法堂の天井画「蒼龍図」をデザインしたオリジナル御朱印帳があるとする紹介記事がある(All About、2018年)
混雑する時期
  • 紅葉の時期(例年11月中旬〜12月上旬)。期間中の人出は約35万人とされる(ウェザーニュース)
  • 紅葉期は駐車場が閉鎖され、混雑時は通天橋での写真撮影が禁止される場合がある(ウェザーニュース)
  • 紅葉期は東福寺駅が混み合う。伽藍の中心へは鳥羽街道駅からの方が近く、比較的すいている(Wikipedia)

由緒・信仰

正式名称
慧日山 東福寺
ご本尊
釈迦如来
宗派
臨済宗東福寺派 大本山。京都五山の第四位
創建
嘉禎2年(1236)、九条道家が発願し、円爾(聖一国師)を開山に迎えて創建
主な行事
  • 涅槃会(3月14日〜16日。法堂で明兆筆の大涅槃図を開帳。三門の楼上もこの期間に公開)
参考にした資料(6件・2026-10-21確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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